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【解説・考察・感想】映画「ミスミソウ」が伝えたかった2つの事

【解説・考察・感想】映画「ミスミソウ」が伝えたかった2つの事

こんにちは。今までに1100本以上の映画を観た内向型人間の有馬です。なんとなくamazon primeで観た映画「ミスミソウ」が面白かったので、解説&考察&感想を共有します。

 

 

 

【解説・考察・感想】映画「ミスミソウ」が伝えたかった2つの事

① 現代を生きる人々への応援

ミスミソウ花言葉は”自信”

社会はあの手この手で君たちを攻撃してくる。そんな辛い社会を生き抜くには、自分の意志で選択して、迷わずに行動すること。

休みを取ろうと上司へ連絡しても、休む理由を聞かれる。飲み会を断っただけでも、飲み会に来ない理由を聞かれる。「そんなのブラック企業だけでしょ!」と思うかもしれないけど、そんなのよくある話。自己開示が苦手な内向型人間にとってはつらい。

「(今の仕事を辞めたいので)家に帰ってやりたいことがある」とキッパリと宣言しよう。

ミスミソウは今を生きる人々の暗喩

ミスミソウは現代の社会に生きる人々の暗喩だ。学生だけではない。大人も含めて、苦しい社会で、もがき苦しむ人間全体の暗喩。一見すると学生に向けの映画だけど、実は大人向けの映画でもある。

似ている映画に「バトルロワイアル」が挙げられるけど、バトルロワイヤルはもっとシンプル。大人から子供へのシンプルな応援のメッセージが込められている。

② 特別な存在になれないもどかしさ

「特別な存在になれない」という事実はつらいもの。「ナンバー1にならなくてもいいからオンリー1になろう」という歌(世界に一つだけの花)が昔に流行った。

でも、オンリー1にすらなれない。自分は何なんだろう。生きていて何の意味があるんだろう。その葛藤が映画ミスミソウで描かれている。

特別な存在にはなれないけど、生きていくしかない。

これは普遍的なテーマ。映画「青い春」に似ている。

除雪車に飲み込まれて無残に死ぬ道を喜んで選ぶようになってしまう前に、自分の意志で自分の人生を決断しなければいけない。

まとめ

映画「バトルロワイヤル」は誤解を受けた名作であるように、映画「ミスミソウ」も誤解を受けた作品として通ずるものがある。

「頭がおかしくなるから観てはいけない」

「映画の影響を受けて犯罪を犯した」

犯罪を映画やゲームのせいにする大人がいる。そういうことを真面目に語る大人たちは後を尽きない。大人たちは賢いフリをしているだけで、映画の本質に気づいていない。

  • 2000年:映画「バトルロワイヤル」公開
  • 2017年:映画「ミスミソウ」公開

この先、また似たような表現の映画が公開されるだろう。そのたび、”賢い大人たち”がもっともらしい批評をするはず。

そんな彼らの声を気にすることなく、「好きなものは好きなんだ」と、自分の意志で迷わず行動していきたいものだ。